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当時のお話やこれからのこと
聞いて見ませんか?

sora no eki

「家 族 の 軌 跡」
3.11の記憶から

講演会やっています

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この映画を上映したいなと思ったら

 

上映料金

 

自主上映は、お一人500円。

映像ソフト(ブルーレイ、DVD)の貸し出し基本料金5,000円。(何人でも同額です)

何人からでも借りられます。

 

例: 5 人の場合  5000円+(500円×5人)=7500円 一人当たり1500円

   30人の場合  5000円+(500円×30人)=20000円) 一人当たり667円

人数は自主申告制です。会場など借りる場合の資金や雑費は、映画上映に上乗せしていただいても結構です。

 

物品販売

 

同時に、物品販売もお願いしています。 ※販売手数料は出ません。ご了承ください。

 

冊子1『東北沿岸600キロ 震災報告』 300円(税込)

冊子2『3.11の証言 心に留める東日本大震災』 300円(税込)

(冊子1/2に関して、経費(約100円)を除いた残りが、義援金や必要経費になります)

 

『津波の夜に』(小学館) 1620円(税込)

 

上映方法

 

パソコンからの出力ではなく、ブルーレイまたはDVDデッキからの出力でお願いします。

プロジェクター、スクリーン、スピーカーをご用意していただくか、家族でご覧になる場合は、

ご自宅のテレビでの上映でも、デッキにソフトを入れていただくと再生されます。機材の貸し出しは行っておりません。

 

申し込み

 

下記にある1か2からお選び下さい。義援金や寄付金の行き先がそれぞれ変わります。

 

1 photo_nobuo@yahoo.co.jp からお申し込みの方は、東松島市東日本大震災義援金(孤児・遺児)に振り込まれます。

2 info@socialimagine.comまたは0225-90-3359(FAX)からお申し込みの方は、小野駅前仮設住宅で製作されている

『おのくん』&『空の駅プロジェクト』への資金に振り込まれます。

[endif]-->『おのくん』とは、仮設住宅に暮らす人たちが産み出した靴下で作ったぬいぐるみです。

http://socialimagine.wix.com/onokun

 

上映日時、代表者名、住所、電話番号、メールアドレスをご記入の上、返却予定日も書き込んでください。

映像素材や物販など着払いでの発送となります。到着荷物の時間指定などが必要な方は、それも書き加えてください。

※すぐに対応できない場合もあります。余裕をもってご予約ください。

 

 

『家族の軌跡 〜3.11の記憶から〜』 

 

 

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、東北沿岸部を取材する日々が今も続いている。

僕らが生きている時代は、これで終わってしまうかもしれないとまで、現場は絶望感に包まれていたことを思い出す。

命を亡くした2万人を思う日が続いた。現地で見た安置所の遺体を今も思い出すことがある。

「無念だったと思います」と言いながら自衛隊員が涙を拭う姿も思い出す。

自分に置き換えられない現実に寄り添うことが、どれほど難しいことなのか、それを肌で感じてきた。相手の言葉を受け止めるだけが精一杯だった。

どうしてもこの記憶や空気感を写真や映像にとどめておきたかった。

僕はカメラマンという記録者だからだ。

 

ドキュメンタリー映画を作ろうと思ったのは、震災から2年ほど経っていたころだ。

がれきの分別をするおばさんの言葉が一つのきっかけだった。

その現場は、塵や埃が海風でつねに舞い上がっていた。

目の前のがれきの山は、自宅かもしれない、いや、友達の家の柱かもしれない。

しかし今の生活を少しずつ立て直していくために、目の前の仕事を淡々とこなしている。

「ここを撮って! この現状を知って欲しい!」

背中を押されたように、僕はビデオカメラを回し始めた。

そこには真剣な眼差しの中に、笑顔があった。

「でもね、生活用品が出てくるだけで、いろいろ考えてしまって、マスクの中は、涙でくもるときがあるのよ。でも続けるの、この仕事を!」

東北の人たちのひたむきな姿の中に、生きようとする根強さを教えられた。

そして、言葉を聞かされる覚悟と、聞いた責任があると思うようになった。

「まあ、どうぞ」と通された仮設住宅の一室には、家族の遺影写真が目の中に飛び込み、空気が止まったような雰囲気に包まれた。そして全身に力が入った。

 命日は揃って3月11日。これが東北沿岸部の現実だった。

街の復興が進み、明るい話題が多く飛び交うようになってから、人の表情も明るくなった。

しかし、そればかりが東北の話題ではないことは、玄関の内側を見てわかっていた。

外で明るく振る舞い、内で静かに酒を飲む。みんな心の内は一緒だった。

そこにピントを合わせたかった。玄関の内側は、心の内面と似ている。

軌跡をたどるように残された家族は、今日も玄関の外へ元気良く出掛けていくのだった。

「講演会を開いておのくんが作ったたくさんの人とのつながり

震災時のお話を聞いてみませんか?」

未来につなぐ!道の駅ならぬ「空の駅」を建設し、

東松島市ににぎわいを取り戻す。
東日本大震災・大津波から3年が過ぎたが、閑散とした街を活性化させるには、人のチカラが必要だと強く感じます。だからこそ、一人でも多くの人が立ち寄ってくれるように、街の名所を、味を、人を知ってもらうための拠点、「空の駅」を建設したい。

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